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2010年2月28日 (日)

森の中へ行く

P2280001  今日は雨でまたまた寒くなりました。

 会議は午前中で終わりましたが、午後から家で原稿書きなどしていたので、朝食の写真だけです。お昼はお弁当が出ました。

 今日は一時間くらい、質疑応答の時間がありました。森の中のオフィスの移転先が決定したので、森の中のオフィスについて質問が出るかと思っていましたが、建物について一つだけ質問が出ただけでした。皆さん、よく理解されているのか、あるいは今のところ直接関係ないと思われて出なかったのかもしれません。他には色々質問が出ました。

 オフィスの建物は、環境共生建築の分野では第一人者と言われている方に、設計等をお願いすることに決まっています。これも、コンペで決めましたので、私は皆さんに自慢できる素晴らしいものができると、大いに期待し、楽しみにしています。

 ところで、先日大泉に行って、三年後に住むことになると書いたところ、何人かの方からコメントをいただきました。

 森に行くことについては、普及誌白鳩の三月号に私の思いを書きましたが、もう少し肩の力を抜いて、森に行くことについて、書いてみたいと思います。

 「森の中のオフィス構想」が提案されたのが、平成16年、(2004)7月でした。それから約五年半が経っています。

 生長の家の本部は東京の原宿にあり、こんなに便利なところはありません。私の住まいも同じく原宿で、森の中に移転すると最初に聞かされた時は、「吃驚仰天」とんでもない、私は行きませんなどと、いっていました。

 東京は、文化、芸術、経済、などの中心地であり、交通も東京を中心にして整備されています。私たち生長の家は、出家の宗教ではなく、在家の宗教ですから、森の中に行くということは、出家になるのかとそんな疑問も浮かんできました。

 でも、反対するだけではなく、なぜなのかと自分で納得のいくようにいろいろ勉強を始めました。理屈では、それが正しいことと言われても、疑問が次々に出てきて、不安になるのでした。

 普及誌に書いたことと重複しますが、ただ「理屈はよくわからないが、言われることを信じましょう」では、納得できなかったからです。

 地球温暖化が言われているけれど、それは本当はどういうことなのか、その解決のためには、何ができるのか、そのようなことを色々な本を読み、自分で考えることによって、初めて、その意味と自分たちがなにをすれなよいのかということが、心から納得できるようになりました。

 そしてまた分かったことは、都会生活を捨てて、森に行くということは、自分の欲望を捨てるということでもあるということでした。

 今は、田舎暮らしがちょっとしたブームで、特に定年退職者などが、田舎に住むということはありますが、生長の家の本部が森に移転するということは、自分たちの好みで行くわけではないのです。

 職員もたくさんいて、家族の人たちは生活の基盤が東京にあります。そのことも十分承知の上で、私たちは森に行くことを決めました。

 都会の生活は便利で、欲しいものは何でも手に入れることができます。けれどもそのような生活が、人間の欲望を限りなく駆り立て、その結果として、現代の地球温暖化の問題を引き起こしました。

 もちろん、都会にいても、欲望に振り回されず、天地の万物の恩恵に感謝して、足るを知る生活をすることはできます。実際に、今でも私たちは日時計主義の実践を通して、そのような生活をしています。

 しかし、それだけでは現代の温暖化を食い止めることは難しい状況です。だれかが、どのような生活をすることにより、新しい文明を生み出していけるのかという、モデルを作らなくてはなりません。

 そのような大きな理想を持って、私たちは森にいきます。

 私たちが、生長の家の信仰者であるから、できることでもあります。自分の信仰が試される時でもあるわけです。自分のための信仰では、森に行くことなどできないでしょう。

 神の御心にかなう生き方は何かを自分自身に問いかけ、肉体人間の欲望を捨てるという、難しいことではありますがその決意を、生長の家の本部の人たちはしていることと思います。

 モデル社会を構築をすることにより、やがて本当は自分たちが望んでいた生活がここにあったのだと分かるようになるのではないかと思っています。

 今日はこのことを書かなくてはいけないような思いが出てきましたので、長々と書いてしまいました。

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コメント

谷口純子先生

合掌、ありがとうございます。
「自分のための信仰では、森に行くことなどできないでしょう」という言葉、心にしみました。私たちは環境活動家のような運動はしないけれど、一個人として、また団体として、できることは積極的にしていかなければならないと思います。そして、とくに宗教を信じる人々が、自然と共存していけるような心持になって多くの仲間を増やしていき、生活の中で自然と共に生きる実践をしていかなければならないと思います。自分の今おかれている立場で、あらためて自分のための信仰ではなく、家族や社会、国家そして地球とその将来のための信仰を実践させていただきます。総裁先生、純子先生のご指導に心より感謝申し上げます。(川上 真理雄 拝)

投稿: mario | 2010年3月 1日 (月) 02:07

純子先生、あらためてわかりやすいご説明をありがとうございます。
すばらしい森のオフィス構想にまたまた確信を持ちました。

ハイpaper、モデルとなるように大きな理想を持って、森にいきます! 感謝合掌 

投稿: GEN | 2010年3月 1日 (月) 06:22

毎日、楽しみに拝見しております。

>そのような大きな理想を持って、私たちは森にいきます。。。。という今日の先生の「森の中へ行く」決意を拝読していたら、じんわりと胸が熱くなってきました。

普及誌でも先生のお気持ちがよく分かりましたが、今日の記事で心の底に「ストン」と落ち、ああ、そういうことだったのかと感じました、ありがとうございます。

私ひとりではもったいない、皆様に先生のこの御文章を紹介したいと思っています。

投稿: パレアナおばさん | 2010年3月 1日 (月) 07:48

合掌ありがとうございます。

なんだか涙がでそうです。

どうぞ これからもよろしくお願いいたします。

   ありがとうございます。

投稿: 山本 順子 | 2010年3月 1日 (月) 08:17

<<地球温暖化が言われているけれど、それは本当はどういうことなのか、その解決のためには、何ができるのか、そのようなことを色々な本を読み、自分で考えることによって、初めて、その意味と自分たちがなにをすれなよいのかということが、心から納得できるようになりました。>>
本当のことは、自分で調べて自分で考えていくことが大切なのですね。私もジョイにノーミートのお弁当を投稿するようになってから、いろいろなことを体で感じ、考えることと行動が真剣になったように思います。なぜ自分はノーミートのお弁当を一生懸命取り組むようになったのだろうとか、自分の心をみつめるようになりました。
<<自分のための信仰では、森に行くことなどできないでしょう。>>
世界中のひとが幸せになるように、の願いが実現するまで、私たちの運動はつづくのですね。これからも、ご指導よろしくお願い申し上げます。

投稿: 松本 康代 | 2010年3月 1日 (月) 08:47

とてもわかりやすく説明していただき、ありがとうございます。勉強になりました。

投稿: 北原かおり | 2010年3月 1日 (月) 12:44

「私は行きません」と一度は 仰ったことを伺い、何か安心しました。その上でのご決心なら十分ご納得のことでしょう。ご健闘をお祈りします。応援させていただきます。

投稿: しろばら | 2010年3月 1日 (月) 15:19

合掌、有難うございます。
先日、純子先生の「大泉に来ました」とのブログを拝見し、感動しましたのでちょいとコメントさせて頂きました。昨日は雅宣先生の「森の中のオフィス(1)~(4)」を拝読させて頂きました。そして、今日仕事から帰ってパソコンを開いてみると純子先生の「森の中に行く」が目にとまりました。特に、「今日はこのことを書かなくてはいけないような思いが出てきました。」というお言葉に神の思し召しを感じました。

投稿: 君子蘭 | 2010年3月 1日 (月) 18:45

3年間ほど週末何もない山奥で田んぼと畑をして色々体験したので『森のオフィス』の件は半信半疑でした。

>だれかが、どのような生活をすることにより、新しい文明を生み出していけるのかという、モデルを作らなくてはなりません。そのような大きな理想を持って、私たちは森にいきます。私たちが、生長の家の信仰者であるから、できることでもあります。自分の信仰が試される時でもあるわけです。自分のための信仰では、森に行くことなどできないでしょう。

この御文章に今生長の家が歩んでいるスケールの大きさに胸がいっぱいになりました。そして私は『四無量心』の祈りをもっと深め大きな一歩踏み出し行動に移さなければと思わせていただきました。ご指導に深く感謝致します。ありがとうございます。

投稿: momo | 2010年3月 1日 (月) 19:03

純子先生のご文章はいつも嘘がなくて素直なお気持ちを書いて下さるので、とてもわかりやすく、信仰生活の具体的な道標というか大変参考になります。これからもぜひ日々感じられていることを載せて頂けたらと思います。これからもブログ楽しみにしています。

投稿: CK | 2010年3月 2日 (火) 01:17

純子先生

純子先生のご心境が伝わってきました。

投稿: 松尾 | 2010年3月 2日 (火) 08:38

純子先生

いつも楽しみに拝見させて頂いています。


先日、研修会で発表する機会があり、普及誌3月号の純子先生の「森へ行きます」を読ませて頂きました。それに伴い「森のオヒィス構想」も読ませて頂きました。


壮大なビジョンとトップランナーとしての使命に感動しました。涙さえ浮かんでくる程でした。


昨日総裁先生がお祝いのお言葉の中で示してくださいました、「四無量心」を生きる生き方、自然と共存、共栄して生きる生き方がよく理解できました。


心から賛同致します。


そして周囲の皆様にもお伝えして参ります。

ありがとうござます。
み よ

投稿: 大矢 美代 | 2010年3月 2日 (火) 09:10

合掌ありがとうございますhappy01
先生のブログを楽しく拝見させていただいておりますheart04
雅宣先生の指し示す方向を純子先生が日常の私たちの分かりやすい御言葉でお教えくださり…単純な私でも理解できました…日常生活に日時計主義の生き方と自然と共に生き、環境にやさしい生活を心がけていく仲間を増やして行かなければhappy01と切に感じました又先生以下本部の先生ご家族皆様の覚悟に胸が熱くなりました
生長の家は新時代のモデルとして世界に向けて発信して行かれるのですね…heart04
誇らしくありがたく思います…

投稿: 山田 愛子 | 2010年3月 2日 (火) 09:23

 「森の中へいく」ことは、新しい事であり、自然な事なのかも知れません。
 私には検討のつかないことですが、うまくいく事をお祈りさせて頂きます。 
 

投稿: miho | 2010年3月 2日 (火) 21:06

 都会で生活している現代人は、満員電車にゆられて1時間か2時間かかけて職場に行き、仕事を終えてまた同じ時間満員電車にゆられて帰宅する生活からなるべくなら、おさらばしたい、と思っている人がかなりあると思います。(私は、現在は満員電車にゆられる生活ではありませんが、今、それをやれ、と言われても、拒否反応が起きると思います。)
 そういった意味で自然との共生・森の中のオフィスができることは大変有意義なことと存じます。
 現代人は、心の奥底では、それを切実に求めているのだと思います。

 再拝
 

投稿: 志村 宗春 | 2010年3月 2日 (火) 21:57

ありがとうございます

題 (森の中へ行きます)
を読ませていただき感動しています。 はっきりとした目標に賛同したい気持ちでいっぱいになりました。
感謝合掌致します

投稿: 林清子 | 2010年3月 2日 (火) 22:51

純子先生
楽しくブログ拝見しています。 
本部
森の中へ行く
大きな決意です。世界いいえ
地球全体の為に
あまりにも 大きな決意に感無りようです。

投稿: 東谷良子 | 2010年3月 7日 (日) 16:13

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