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2010年6月 8日 (火)

忍び音

P6080001  今朝のラジオで、ホトトギスの初鳴きを「しのびね」というと言っていました。初めて聞く言葉だと思いましたが、少し経って思い出しました。

 「夏は来ぬ」の歌の中に「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早やも来鳴きて しのびねもらす     夏は来ぬ」とあり、深く意味を考えないで、私は歌っていたと思いました。

P6080005  辞書で調べると「忍び音」ーー ホトトギスがまだ声をひそめて鳴くこと、とありました。

 朝食の後夫に「鳴く鳥は、ウグイス、カッコウ―、ホトトギスといるけど、ホトトギスはなんて鳴くの」と聞くと「てっぺんかけたかって鳴くよ」と言いました。

 そんな会話をしたのですが、午後からは万葉集の講座に出かけました。五月はお休みだったので、二ヶ月ぶりです。

 清川先生のお話の中で、万葉人は、動物や鳥を自分の仲間のように感じていた例を話してくださいました。

P6080009  鳥には鳴き続ける鳥がいるけれど、恋の歌で鳥が鳴き続けるように、あなたのことをずっと思っているというような歌があるとのお話でした。

 夫がブログで、山荘の芝を刈っていた時、カッコーがずっと鳴き続けていて、飽きないのか、つまらなくないのかと思ったが、鳥は鳴くこと自体が楽しいのだと思ったと言うように書いていますが、清川先生のお話と通じるものを感じました。

 ホトトギスの歌を一首

 ほととぎす間(あいだ)しまし置け汝(な)が鳴けば我(あ)が思(も)ふ心いたもすべし

 ほととぎすよ。頼むから、そんなに続けざまに鳴きたてずに、間をすこしおいて鳴いてくれ。おまえが鳴くと、私のもの思う心がまさって、なんともどうもしかたがないのだ。

 これは引き裂かれた悲恋の歌です。

 鳥の鳴き声の話をきっかけに、思いが広がった一日でした。

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コメント

合掌 ありがとうございます。

ほととぎす ではないですが、昨晩高知市鏡村の友人に誘われて先輩の濱田先生・友人の奥田さんとホタルを見に生かせて頂きました。

川のせせらぎ、カエルの鳴き声の中沢山の源氏ホタルが舞い幻想的な雰囲気でした。

この風景を見て頂きたくてと言って下さり・・・純子先生にもお届けしたいけれどとおっしゃっていましたので、初めて作られた短歌と共にお伝えさせて頂きます。

せせらぎに 誘われて舞う ホータルの

            灯りの中に 父母の愛念

師の語る 真理の言葉に 生かされて

            灯り届けん ホタルのように

少しでも筒井さんのお気持が届きますように。

長くなりましたがありがとうございます。  再拝

投稿: 野村 順子 | 2010年6月 9日 (水) 09:55

歌っていいですね。

投稿: 石山 亜美 | 2010年6月 9日 (水) 11:04

黄色の百合がきれいですね。
happy01
自然ていいですね!

投稿: 北原かおり | 2010年6月 9日 (水) 13:55

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