« お楽しみパン | トップページ | 栗の皮むき »

2010年9月15日 (水)

夢合わせ

P9150001   2ヶ月振りに枕草子の教室に行きました。
 8月は行事と重なって、お休みしました。
 今日は258段の「うれしきもの」というところでしたが、新しい発見がありました。
 この段は、どんなことが清少納言にとってうれしいかということが書かれてあります。
 その中に「いかならむと思ふ夢を見て、恐ろしと胸つぶるるに、事にもあらず合わせなしたる、いとうれし」という一節があります。
 ここは、凶兆と思われる夢を見て、恐ろしく不安になったとき、事なし、何ともないと夢合わせをして占ってもらった時、とってもうれしいという意味です。
 「夢合わせ」というのは、夢判断のことで、平安朝の昔からそんなことが行われていたとは知りませんでした。
 「夢解き」と言われ、陰陽師や巫女、ふげき(男の巫子)などが夢解きを専門に行ったそうです。
 自分では、不吉な夢を見たと思ったのに、夢解きで善くあわせる(解く)と幸せになり、悪くあわせると凶になると昔の人は信じていたようです。
 夢判断などは心理学の発達した近代のことだと思っていました。
 けれども昔から正夢、逆夢、夢のお告げなどというのがいろいろありましたから、不思議ではないですね。
 夢を専門家に判断してもらう風習があったということは、夢が現実の生活に大きな影響力のあるものだと信じられていたということです。
P9150006  面白いと思いました。
 涼しくなったので、久しぶりに和食の朝食にしました。
 あまり暑いと、朝から熱いお味噌汁を食べる気にはなりませんでした。
 お弁当は、いわしバーグのバーガーです。

|

« お楽しみパン | トップページ | 栗の皮むき »

コメント

純子先生の影響を受けまして、何十年かぶりに枕草子の解釈本を書棚から見つけて、開いてみましたcoldsweats01
「うれしきもの」という段も口語訳で読んでみましたが、
「うえにさぶらふ御猫は」という第七段が目につき、読んでみました
〜天皇様が可愛がっていた猫に犬が噛み付いたので、その犬はお仕置きをされ、死んでしまったと思っていた。数日後、顔が腫れボロボロになった犬が中宮様の家の柱の下にうずくまっていたので、清少納言がかわいそうに思い同情すると、ぽろぽろ涙を流して泣いていた。前日の天皇様の前では、怒りをはばかって、人間のように恐縮していたのだった。この事を知った天皇様は犬でもこのような心があると、たいそう褒めて許された〜という話です
この話を読んで、千年前の宮廷の猫や犬も今と変わらないなぁ〜と思いました
吾が家にも愛犬がいるので、犬(に限らず動物)には心があり、そして常に人間の気持ちを読み取ろうとしている事が手に取るようにわかります
犬より大きな牛や豚にはもっと心があると思います
日本人は農耕民族なので、動物を愛する心を先祖から受け継いでいます
動物を愛おしく思うと、自然と肉食は出来なくなります

投稿: コスモス | 2010年9月17日 (金) 23:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« お楽しみパン | トップページ | 栗の皮むき »