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2011年1月21日 (金)

宝くじに当たると?

P1210016   寒い日が続いていますが、それでも日脚が少し伸びてきて、明るさを感じます。
 私が今読んでいる本は、「その科学が成功を決める」リチャード・ワイズマン著(文藝春秋刊)ですが、心の法則が色々な面から実証されていて、大変興味深い結果を示しています。
 「宝くじに当たった人は幸せになれた?」
 この小見出しの説明では、1970年代にノースウエスタン大学のフィリップ・ブリックマンが仲間と画期的な研究をした結果が出ています。
 経済面で夢がかなったとき、人の幸福に何が起きるか調べてみたいと考え、イリノイ州で莫大な賞金を引き当てた人たちと、電話帳から無作為に参加者を選び出して、現在のしあわせの度合いと、将来どれくらいしあわせになりたいかを答えてもらったそうです。
 さらに、毎日どれくらい楽しいことがあるかについても訊ねました。
 その結果一般に考えられているように、宝くじに当たった人のほうが当たらなかった人よりもしあわせ、ということはなかったとのこと。
 さらに、ちがう点が一つだけーー宝くじに当たった人にくらべ、当たらなかった人の方が日々の単純なことがらに喜びを見いだす度合いが高かったのです。
 なぜそうなるのか。
 人が環境に慣れやすいのもその原因の一つで、新車や新しい家を買っても当座は気分が高揚するが、すぐに慣れてしまい、喜びの度合いは購入前の状態にもどるからだそうです。
 心理学者デイヴィッド・マイヤーズは「名声や財産に対する人間の適応能力のおかげで、昨日の贅沢も、たちまち今日には当たり前に、そして明日には思い出になってしまう」と指摘しているそうです。
 それではどうすれば笑顔が続き、幸せになれるのか?
 今大流行のプラス思考も、マイナス思考を頭から締め出すという消極的なやり方では、かえってマイナス面を思ってしまう傾向にあるそうです。
 ここで紹介されているのは、「打ち明け日記」と「感謝日記」です。
 病気や死別、離婚、虐待などのトラウマ体験をした人は、自分の悩みを人に話すよりも、自分の経験、心の中の思い、気持ち、怒り、悲しみなどを書くことにより、物事を解決に向かわせる力になるそうです。
 これが「打ち明け日記」浄心行に似てますね。
 そして、特に大きな悩みがないふつうの人が、日常の幸福感を高めるには、感謝することを日常の当たり前の中に見い出して書く、幸せな時間を思い出して書く、将来の夢や希望を書くことなどをあげています。
 これが「感謝日記」です。
 どこかで聞いたことのあることばかりです。
 日時計日記を毎日書くことが、私たちの幸福生活に大いに役立つことを、実験結果によって示しています。

 この本は、「莫大な数の被験者を対象群・非対象群にわけ、徹底してデータを収集し、客観的に分析する。それが科学だ。

P1210018  幸福、成功、自己実現、決断、子供の教育、さまざまな分野で、一流科学誌に発表された実験の数々をもとに本当に科学的な{自己啓発}のヒントを具体的にあたえる。」と、表紙カバーの内側に書かれています。
 さまざまな実験結果が、興味深いです。

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コメント

合掌
ありがとうございます。


心の法則が科学的にも実証されつつあること、とても素晴らしいことですね。

私も以前、科学的な祈りについての本を読み、わくわくしました。

昨日私もたまたま宝くじについて考えた素敵な出会いがありましたのでお話し致します。

出先から帰る折り、地下鉄の出入口で障害者施設の営むパン屋さんのスタッフが、パンを販売されていました。
まだ冷え込んでいた昨日の名古屋。一日中売り続けて尚も、にこにこ顔で販売している男性スタッフとバスが来るまでの時間、私も販売のお手伝いをしながらひとときを過ごしました。(このパン屋さんは、国産小麦ほか、安全な原材料を厳選して、ジャムやクリーム、あんこなども総て手作りもちろん無添加、しかもお手頃でおいしいので、私の売り子魂も燃えました(笑))

彼との会話のひとこまです。
「さっき中学生にバカって言われたけどぼく我慢して笑ったよ」
「あなたはばかじゃないから、我慢する必要ないですよ。忘れて本当に笑って下さい。」
「本当に?あー今日はパンもたくさん売れて嬉しいし、本当に笑おう!」

「ぼくね、年末宝くじの最後の数字がひとつ違いで外れた!当たると思ったんだけど!」

投稿: 宮池香扶里 | 2011年1月22日 (土) 23:46

純子先生、ありがとうございます。

「昨日の贅沢も、たちまち今日には当たり前に、そして明日には思い出になってしまう」

この文章を読んだ時…、人間の物的欲求とこれに関わる人間の本質を、端的に表現されている面白さが伝わってきました!

外国人が書かれた本を読むのには、こういう違う感覚を擬似的に体感できる喜びがありますね☆

感謝礼拝

投稿: 阿部裕一 | 2011年1月26日 (水) 10:29

宮池さん

 良いお話ですね。お聞かせくださりありがとうございます。

投稿: 谷口 純子 | 2011年1月27日 (木) 22:47

 阿部さん

 本当ですね。人間の心の傾向、妄点などが、うまく表現されて、わかりやすい言葉ですね。
 

投稿: 谷口 純子 | 2011年1月27日 (木) 22:52

私の愛する夫は二年前に失業して、失意のどん底の時、母の励ましのおかげで、感謝の心に満たされて、何気なく買ったミニロトくじに当たりそのおかげで二年間生活できました。 まだ夫は失業中ですが、心折れずに希望を持ってすごしています。 人生はレッスン。 どんな経験も楽しんできらめいて生活できるのも、生長の家の教えがあればこそだと、感謝の気持ちで一杯です。

投稿: 酒井幸江 | 2011年1月28日 (金) 05:36

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