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2011年2月16日 (水)

簪(かんざし)

P2160002   清川先生の古典文学の教室がありました。
 行事などと重なってお休みしていたので、12月から2か月ぶりに出席しました。
 枕草子でしたが、講義の前にかんざしについてのお話がありました。
 かんざしは何のためにつけるのかということです。
 私は簡単に髪飾りの一つだと思っていましたが、もともとは豊かな実りとか生命力の強さを願うためにつけられたそうです。
 かんざしは、古くは「かみさし」「かざし」上代では「髻華(うず)」と言われたそうです。
P2160011  日本神話の悲劇的英雄、ヤマトタケルノミコトの辞世の句に詠まれています。
 ヤマトタケルの思国歌(くにしのびうた)
 「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山ごもれる 倭し美(うるわ)し」がよく知られていますが、その後に詠まれただろうということです。
  

  命の全(また)けむ人は たたみこも平群(へぐり)の山の 熊橿(くまかし)が葉を 髻華(うず)にさせその子
 
 命を長らえる人は、平群の山の大きな橿の葉を髪にさして、橿の葉から生命力をもらい、力強く生きるように  

 そんな願いのこもった良い歌だから、覚えておいてくださいと言われました。

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コメント

「かんざし」のお話感激です。
よい事をお聞きしました。bud

投稿: 北原かおり | 2011年2月17日 (木) 14:32

雑誌いきいきの催しで、1月30日京都仁和寺で清川 妙さんの徒然草の読書会があり、「あしびの花ざかりの日に」を講義されました。お会いするのが念願だったのでとても嬉しかったです。静かなエネルギーを湛えた方で感動しました。五感を大切に表現しながら文章を書くとのことが印象的でした。希望を叶えて下さった神様に感謝の一日でした。

投稿: しろばら | 2011年2月17日 (木) 16:54

合掌ありがとうございます。

  私も、簪は単なる髪飾りと思っておりました。 
  豊かな実りや生命力の強さを願うためにつけたとは…初めて知りました。
  純子先生のブログのお陰で、色々な事を学びます。
  ありがとうございます。m(_ _)m

  清川先生の授業は人気があるとお聞きしたことがあります。

  私にとって、古典と言えば高校時代に勉強し、好きな教科の一つでした。
  ある時、何だったかは覚えていませんが
  「○○を訳しなさい」とさされ、その訳しの答えが可笑しくて笑いすぎ、立たされた思い出があります。
   ちょっぴり苦い懐かしい思い出です。
   (先生は、遠い親戚筋にあたる方でした)

          安東孝子拝

投稿: 安東孝子 | 2011年2月17日 (木) 23:06

谷口純子先生
合掌、ありがとうございます。
石井式国語研究会の創始者であります故石井勲先生の朗誦選の最初のページに純子先生が此処に書かれました歌の日本武尊思国歌(やまとたけるのみことくにしのびうた)が書かれてあります。最後のページには、『日本の古典を知らずして叡智ある二十一世紀の国際人足りえない』と書かれてあります。ありがとうございます。思い出しました。真に心が静かに力強くなります。ありがとうございます。
       再拝  ネイブ美枝子

投稿: ネイブ美枝子 | 2011年2月18日 (金) 00:11

 清川妙先生は私の母校山口高校の恩師で、昨年11月に中野サンプラザで同期会を開いたとき、私が幹事を務め、清川先生をお招きしてお話を伺いました。63人集まりました。清川先生は、「“今”を大切に生きましょう」と、とてもすばらしいお話をしてくださいました。
 同期生の女性の何人かが、清川先生の古典講座に参加しているようですから、その人たちを、3月6日に開催される東京第一教区の講習会に誘いたいと思います。「清川先生の講座のお仲間である生長の家白鳩会総裁のお話もあるよ。聴きに来て」と。
 ありがとうございます。

投稿: 岡 正章 | 2011年2月18日 (金) 13:14

谷口純子先生

合掌 ありがとうございます。
かんざしについてお知らせを戴き、ありがとうございました。
かんざしは単なる髪飾りではなく、教えて戴いたような願いが込められていたことを初めて知りました。
私は20歳から毎年お正月には日本髪を結っておりましたので、浅草寺の羽子板市の帰りによく母にかんざしを買ってもらっていました。先生のブログを拝見して、当時の母とのなつかしい思い出が蘇ってまいりました。

投稿: 西田照子 | 2011年2月18日 (金) 19:47

簪について皆さんからいろいろコメントいただき、ありがとうございました。
 かんざしは、私たちの日常生活とはあまり関係ないように思えますが、皆さんのコメントを読ませていただいて、そうではないことがわかりました。

投稿: 谷口 純子 | 2011年2月23日 (水) 22:04

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