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2011年2月 7日 (月)

春よ来い(恋)

P2070002_2   童謡「春よ来い」のことを書いたら、皆さんからいろいろ詳しい情報をいただきました。
 作者のことは、全く知りませんでしたが、思いがけず詳しく知ることができました。
 皆さんのお蔭です。
 作曲は、弘田龍太郎、高知県安芸市の出身で、幼少時は三重県で過ごしたようです。
 その後、東京に出て、「靴が鳴る」「浜千鳥」「雨」「叱られて」「雀の学校」などを作曲しています。
 ドイツにも作曲の勉強のため、家族とともに長く留学していました。
 一方、作詞は相馬御風です。
 相馬御風は新潟の人で、私は良寛さんに興味を持ち新潟の書店で本をさがしたとき、御風のことを知りました。
 その時買った御風の「良寛坊物語」を持っています。

P2070003  作詞が御風と知って、「待っている」という歌詞を納得しました。
 「良寛坊物語」を少しご紹介します。
 一番最初は、こんな風に始まります。
 
  冬ごもり春さり来れば、飯乞(いいこ)うと、草の庵を、立ちいでて里にい行(ゆ)けば、玉鉾(たまほこ)のちまたに、子どもらが今を春べと、手毬つく、ひ・ふ・み・よ・い・む・な 汝がつけば、あは歌い、あがつけば、汝は歌いつきてうたいて 霞立つ長き春日(はるび)をくらしつるかも
  
  かすみたつ 長き春日を 子どもらと手まりつきつつ 今日もくらしつ         良寛
 
  うらうらとした日和(ひより)が幾日も続きました。ついこの間までは冬枯れのままになっていた蒲原(かんばら)の平野も、いつしか菜の花畑の晴れやかな黄色でいろどられ、田にはあちこちに田打ちに出ている人達の歌声さえ聞かれるようになりました。(中略)
  
P2070005   庵のあたりの雪が消え、山を下る坂みちの土が現れてからというもの、良寛さまは一日としてじっとしていることが出来ませんでした。こころよい春風に吹かれながら、毎日毎日平野の村々を托鉢して歩きました。(中略)三々五々町中で遊んでいたこどもたちはいずれも良寛さまの姿を見つけると叫びました。
  「や、良寛さまだ」「良寛さま!」「良寛さま!」
  けっきょくそこに居合わせただけのこども達が一人残らずこうして口々に良寛さまの名を呼びかけるのでした。
  こうして良寛さまはいたるところでこども達をよろこばせ、いたるところで彼等の友達になりました。
  
  こんな物語を書いた相馬御風の人となりは、「春よ来い」の歌詞につながりますね。
  御風は早稲田の校歌「都の西北・・・」も作詞したそうです。

  私が今使っているパン用の強力粉は、北海道産の「春よ恋」という銘柄です。
  特に関係ありませんが。   

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コメント

強力粉の「春よ恋」。私も知人から、おいしいからお勧めと、1袋もらったことがあるのですが、とても香ばしくておいしかったです。

投稿: どら | 2011年2月 9日 (水) 15:48

私も「春よ恋」をつかっています。いろいろな強力粉で味の違いを試しましたが、一番美味しいと思ったのが「春よ恋」でした。パンを焼いた日の朝は幸せがアップします。

投稿: karin | 2011年2月 9日 (水) 21:30

どらさん

 そうですね。とてもおいしいパンができました。
 国産の強力粉は、外国産に比べて、グルテンの含有量が少ないので、パンには向かないといわれますが、私はいつも国産を使っていて、決してそんなことはないと思ってます。
 毎回とてもおいしく焼けます。

投稿: 谷口 純子 | 2011年2月10日 (木) 10:58

karinさん

 「春よ恋」よく味わってみます。
 私も近頃朝起きて来て、部屋にパンの焼ける匂いがしないと、さみしく感じるようになりました。

投稿: 谷口 純子 | 2011年2月10日 (木) 11:04

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