« フェイジョア | トップページ | ゲームセンターに高齢者 »

2012年6月30日 (土)

古いファイルから

P6290014  講習会のない週末で、午前中は原稿書きをしましたが、午後は3時間くらいかけて、ファイルを整理しました。

 新聞や雑誌の記事で、共感したり、興味を持ったり、あるいはまた必要な情報などを、項目別にファイルしています。

 それが随分たまって、あふれそうになっていました。

 整理したいと常々思っていましたが、今日は思い切って実行しました。

P6290016  古いものはほとんど捨てましたが、中には内容を思い出して改めて読み直したものもありました。

 その中の一つは、三年前のものですが、今でも十分通用する、大切な情報でした。

 2009年5月30日の朝日新聞のオピニオン欄です。

 「食育」は国や企業に踊らされている―― 「食」は個人や家族の営み。多様さ豊かさ知り、生活者の知恵を磨こう

 こういうタイトルです。赤線が沢山ひいてありました。

 管理栄養士で、農学博士の河合知子さんの意見です。

P6300002  北海道庁に入り農家の生活改良普及員や短大の教員を経て、2009年当時はフリーで農村生活のコンサルティングや文筆活動をしていました。

 河合さんの意見をすべて書くととても長くなるので、ごく一部を紹介します。

 北海道北部の名寄市の公立の短大で教えていた時のことです。

 教員や栄養士の免許が取れるので、学生は郡部から出てきてアルバイトで自活する子が多かったそうです。

 「できれば国産や道産の野菜を買おうね」と話すと、

 「道産のアスパラは200円、外国産は100円。安い方を買うのがなぜいけないの」と学生。

 でもおにぎりは買うものだと思っているし、家でもペットボトルでお茶を飲む。

 急須で入れることがいかに大切か、実習し、計算すればお茶の葉は一回分数円なのに、100円出すのはバカバカしいでしょと。携帯電話を使いすぎていないか、生活全体を見渡して工夫することを教えるそうです。

 また、一週間ペットボトルのお茶を飲まない、自動販売機とコンビニを利用しないという課題を出して、リポートを書かせるというようなことをしたそうです。

 「何となく店に吸い込まれ、無駄にお菓子を買っていたことに気が付いた」

 学生にとっては、自分の生活を見直す機会になったそうです。

 05年に食育基本法が制定されましたが、河合さんは食の安全は国の責任であり、自給率を上げようと言っても、国産のものは高くて、お金のある人しか買えない経済や生産、流通の仕組みこそ変えていかなくてはいけないといいます。

P6300004  このような基本認識があって、そのうえで個人としては、工夫できることはしていくことが大切なのだと思います。

 さて、私の工夫のお弁当は、昨日はちらしずし、人参・ごぼう・干しシイタケの具で、上にエビ、錦糸卵、絹さやをのせました。他に春巻き、大根と揚げの煮物です。

 今日はサンドイッチ。具はタマネギとキャベツソテー入りのタマゴ焼きときゅうり、ジャガイモ・ミニトマト・レタス・紫玉ねぎ・芝エビの二種類です。

|

« フェイジョア | トップページ | ゲームセンターに高齢者 »

コメント

ありがとうございます。
河合知子さんの記事、興味深く読ませていただきました。
今日のお弁当のサンドイッチも、おいしそうです。
いつも先生のサンドイッチパンは、色がカラフルですが、このパンもホームベーカリーで焼かれたパンですか?
どんな材料で焼かれていますか?

投稿: masa | 2012年7月 1日 (日) 11:20

ありがとうございます。
食育,大切です。その意味で,今の学校給食はかなり充実しています。全国平均で1食あたり約260円ですが,肉はたまにしか出ず,地元の食材を豊富に使用しています。ご飯給食も定着してきています。私の地域では,ご飯に麦がよく入っております。自校式(学校に給食室があるところ)では,子供たちが育てた野菜がそのまま給食の食材になるところもあります。

投稿: 佐々木(宮城教区生教会) | 2012年7月 1日 (日) 15:40

masaさん

 サンドイッチパンは、買っています。
 ホームベーカリーのパンを使ったこともありましたが、薄く切ってサンドイッチにするには、あまり向かなくて、ぼろぼろになってしまうので、近頃は止めました。
 このパンは、キャラウエー・シード入りのライ麦パンとかぼちゃパンです。

投稿: 谷口 純子 | 2012年7月 1日 (日) 21:53

 佐々木さん

 学校給食について、教えてくださりありがとうございます。
 私たちが子供の頃とは、随分状況が変わったようですね。
 私も子供が小学生のころ、学校で給食ボランティアをしたことがありましたが、おいしい給食でした。
 2009年の暮らしの手帖43号に「明日の給食」と題して、庄内地方の給食現場のリポートがありました。
 佐々木さんが言われるような、給食現場の実態と課題などが報告されていて、興味深く読んだのを思い出しました。
 改めて読んでみます。

投稿: 谷口 純子 | 2012年7月 1日 (日) 22:01

合掌ありがとうございます。今日のお弁当も美味しそうですね。学校給食というとあまりいい思い出はありません。脱脂粉乳が体にいいという理由で飲んだ覚えがあります。物価の安い時代に子供でしたし、今ほど物が豊富ではなかったので、贅沢をしないでいたと思います。それに比べると今の若者はいいですね。今一度食育について考えてみたいと思いました。再拝

投稿: 横山啓子 | 2012年7月 2日 (月) 22:25

横山さん

 私も学校給食、苦手でした。
 でも当時は、日本全体が貧しかったので、子供の成長のためには役に立ったようですね。

投稿: 谷口 純子 | 2012年7月 3日 (火) 10:58

初めまして。
河合知子です。
3年前の記事を取り上げてくださり、ありがとうございました。

投稿: 河合知子 | 2012年7月 4日 (水) 09:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« フェイジョア | トップページ | ゲームセンターに高齢者 »