昨日庭に、日々草など夏の花を入れたいと思い、花の苗を売っている店では家から一番近い、青山の花屋さんまで出かけました。
表参道を青山方面に向かって歩きました。
途中日本看護協会のビルがありますが、そのちょうど向かい側の歩道に、日の丸の小旗を持った人が10数人いました。
他にも旗の束をもった人もいます。
周りを見回すと警官とシークレット・サービスのような人も大勢いました。
そばにいた警官に「どなたか、来られるのですか」と聞くと「天皇・皇后両陛下が間もなく通られます」とのこと。
「明治神宮からですか?」
「はい、そうです」
そんなやり取りをしましたが、まだすぐには通られる様子もないので、時々後ろを振り返りながら、青山通り方面にむかって歩きました。5分くらい歩いて、旧森英恵ビルのあたりまで行くと、人もだいぶ増えてきました。
そこでちょうど目の前の横断歩道を渡り、向かい側の歩道に行き、待つことにしました。
こんなチャンスはめったにないと思ったからです。
横断歩道の信号の横で立っていると、私と同じように待っている50代(多分)の女性がいました。
私に声をかけてきて「何時ごろ通られるんですか?」「美智子さまは、歩道側かしら」などと言います。すぐそばの病院の待ち時間に、抜けてきたと言っていました。
「さあ、わかりません」
やがて警官が「間もなく通られます、皆さん一歩下がってください。自転車に乗っている人は、下りてください」と、何度も言っていました。
その間すべての信号が赤になっていたので、人がだいぶたまってきました。
ベビーカーに2歳くらいの子供をのせているお母さんが、「どなたが通られるのですか」と聞いてきました。
「天皇・皇后両陛下です」と言うと、腰を低くして子供に説明していました。
車列が見えてきました。
私は普通の速度で、さっと通り過ぎるのかと思っていました。
ところが、徐行ではありませんが、かなりゆっくりな速度で、皇后様は窓を開けて、沿道の人に丁寧に手を振って応えておられました。
都内を移動されるとき、いつもこんな感じであれば、ご公務とはいえ大変なご負担だと思いました。
表参道の通りには、日の丸と、明治天皇百年祭の提灯がズラーッと掲げられていました。
この道は1・2週間に一回位通るのですが、こんなチャンスに巡り合ったのは初めてでした。
幸運な日でした。
お弁当は、サンドイッチ、カニクリームコロッケ・レタスとタマネギ・トマト・ジャガイモ・チーズ入りオムレツ・レタスの二種類です。
最近のコメント