2013年7月
2013年7月28日 (日)
霧島市に行ってきました
鹿児島教区の講習会で、霧島市に行ってきました。
ここに来るのは、八年振りです。
鹿児島市がメイン会場になることが、多いのですが、今回は鹿児島市に会場が取れなくて、霧島市がメイン会場になりました。
宿泊した京セラホテルは、工場地帯の一角にあったので、外には出かけず、ホテルの中の縄文遺跡ミュージアムを見学しました。
八ヶ岳周辺の尖石遺跡や釈迦堂遺跡、そして大泉にある金生遺跡も取り上げられていて、以前に見たときとは違う、新たな視点で興味深く見ることができました。
講習会終了後は空港近くの嘉例川駅に立ち寄りました。
明治36年に作られ、百年以上経っている古い駅です。
私たちが着いたらちょうどホームに列車が入ってきて、ラッキーでした。
鹿児島は歴史があり、森林資源が豊かなところです。
海の幸、山の幸、様々な果物も豊富で、これから更に地域に根差した発展が期待できるところであると、思いました。
講習会の控え室には、早や秋の花を飾っていただきました。
鹿児島教区の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
2013年7月23日 (火)
大暑
大暑――もっとも暑い真夏のころのこと。
土用のうなぎ、風鈴、花火と、風物詩が目白押し。
初侯は「桐始めて花を結ぶ」(きりはじめてはなをむすぶ)――桐の花が梢高く、花咲かせるころ。
和の暮らしの中で、桐は家具として役立ってきました。
このようにあります。
今日午前中、本部で会議がありました。
私が出席した会議では、この夏初めて冷房が入りました。
今までは、窓を開けたり、扇風機を回したりしていましたが、 今日は大暑の名の通り、蒸し暑くて、本部会館にも冷房が入ったのでした。
今年は夏の暑さが早くやってきました。
それでも東京は、ここ一週間前後、比較的過ごしやすい日が続いていました。
ですから今日の暑さはなおさら厳しく感じられました。
午後3時ころには、雷が鳴って、ゲリラ豪雨のような激しい雨が降りました。
最近はお天気の変化が激しいようです。
それでも雨はありがたい恵み。
乾いた大地を潤し、木々の葉っぱもみずみずしくなり、ほっとしているように見えます。
東京は水不足の心配もありますから、雨が降るたびに喜んでいます。
2013年7月21日 (日)
2013年7月18日 (木)
国際教修会
7月16日、17日の二日間、森の中のオフィスで、国際教修会が開催されました。
日本および海外の本部講師(補)、海外在住の講師,役員が対象に行われました。
ブラジル、アメリカ、中華民国、カナダ、中国、韓国、スイス、ドイツ、パラグアイから参加くださり、総勢342名が、「宗教における都市と自然」をテーマに研修しました。
キリスト教、イスラム教、中国仏教、日本の仏教(曹洞宗)について、5人の講師が発表し、私も原宿から自然豊かな八ヶ岳に移転する理由、都会ではなぜいけないのかについて、話させていただきました。
最後に総裁の、まとめの講話がありました。
様々な宗教の事例が具体的に示され、宗教が本来の目的を達することのむずかしさを知るとともに、大変刺激的で、示唆に富んだ内容でした。
幸い天候にも恵まれ、さわやかな風の吹く中、快適な環境で研修を受けることができました。
早い時期に、機関紙などで発表されればと願っています。
八ヶ岳は夏の野の花がきれいな時期です。
ホタルブクロは、強い植物で、比較的多く見られます。
オカトラノウ、ギボウシなども今の時期です。
72候では17日から21日ごろまでは、「鷹乃学を習う」――たかわざをならう。
鷹のひなが、飛び方をおぼえるころ。巣立ちし、獲物を捕らえ、一人前になっていくそうです。
東京でも少し前には烏のひなが鳴いていましたが、もう一人立ちしたのか、静かになりました。
春に生まれたひなが、巣から離れる時期なのですね。
2013年7月13日 (土)
里山資本主義
12日から16日ごろまでは、小暑の次候――蓮始めて開く(はすはじめてひらく)です。
蓮の花が咲き始めるころ。夜明けとともに、水面に花を咲かせます。
6月23日、秋田に行ったとき、千秋公園のお堀に蓮とスイレンが沢山ありました。
私たちは朝早くであれば、蓮やスイレンの花を見ることがで きると思い、食事前にお堀に行きましたが、ほとんど咲いていませんでした。
きっと今頃は千秋公園のお堀には、見事な蓮が咲いていることでしょう。
二千年前の蓮の種から花が咲きましたが、蓮の実の皮はとても厚く、土の中で長い歳月、発芽する力を保つと書いてあります。
昨日の新聞の本の広告欄に「里山資本主義」(角川oneテーマ21)という本が紹介されていました。
著者は、「デフレの正体」を書いた、藻谷浩介さんとNHK広島取材班。
説明文には、
「里山資本主義」―― かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。安全保障と地域経済の自立をもたらし、不安・不満・不信のスパイラルを超える。
こう書いてありました。
「デフレの正体」では、目からうろこの学ぶことが沢山ありました。
この広告を見て、「これは今私たちが進めようとしていることに違いない」と思いました。
早速書店に行き、「はじめに」を読んで、わが意を得たりの感がありました。
7月10日初版発行、定価800円、すぐに買い昨日から読み始めました。
色々することがあるので、一気には読めませんが、半分くらい読んで、社会は、世界は、変わろうとしていることがわかりました。
バイオマスエネルギーの実態や、自然エネルギーを活用する地域が国内、海外で確実に動き始めていることを知りました。
一読をお勧めします。
暑い日が続いているので、梅干や酢の物、ショウガなどを多用したお弁当です。
2013年7月 9日 (火)
梅雨明け
昨年より20日くらい早く、猛暑襲来だそうですが、暑さに慣れていないので、表参道などの照り返しの強い道路を歩いていると、熱気に包まれているようです。
大泉からの帰りに、また鹿に遭遇しました。小鹿もいて、車が来たので道の両側に分かれて森に入りました。
けれども少し入っただけで、じっとこちらを見ていました。
私たちも車のスピードを緩めて、ゆっくり動いたら,鹿は同じ場所でずっと見ていました。
どういう習性なのか、安全な距離を保って様子をうかがっているのかもしれないと思いました。
数日ぶりに帰ってきた自宅では、お化けキュウリができていました。
ブルーベリー、ミニトマト・ピーマンもありました。
二人分のお弁当を作りました。
2013年7月 7日 (日)
森の中のオフィスの落慶式
生長の家の森の中のオフィスの落慶式が、山梨県北杜市で開催されました。
ここ数日変わりやすい天候で、雨もよく降っていましたが、今日は良いお天気に恵まれて、天気も山々の自然も、八ヶ岳の動物たちもともに落慶を祝ってくれているように、感じました。
というのは、このあたりにはシカが生息していますが、めったに会うことはありません。
また今朝は、デッキに鳥がいるのを見つけました。
目をつぶって、静かにしていて飛び立ちません。
窓ガラスに当たって、脳振盪を起こしたのかもしれないと思い、しばらく見守っていました。
ほとんど動かず、体がかすかに振動しているのがわかる程 度でした。
そのうち周りから美しい鳥の鳴き声が聞こえてきました。
すると突然、目をぱっちりとあけて、鳴き声に反応しているようでした。
けれども飛び立とうとはしません。
飛ぶ元気がないのかと思いました。
今日は落慶式のおめでたい日なので、鳥が死ぬのは見たくないと思いました。
あまりじっとしているので、鳥の体にアリが上ってきました。
そこで私は、鳥の背中に「ふーっ」と息を吹きかけ、アリを払いました。
それを2・3回すると、突然鳥は元気よく飛んで、近くの目薬の木の枝に止まりました。
こんなことは原宿では決して経験することはありません。
八ヶ岳は当然のことながら、それだけ自然が身近にあるということです。
これから、これらの自然と如何に付き合っていくかが、私たちに課せられた大きな課題であると思いました。
今日は小暑、初候は「温風至る」――夏の風が、熱気を運んでくるころ。梅雨明け頃に吹く風を、白南風(しろはえ)と呼ぶそうです。
七夕でもあります。
こちら夕方は青空が広がっていましたが、9時ごろ少し雨が降りました。
天の川は見えないようです。
皆さんのところはどうでしょうか?
2013年7月 1日 (月)
半夏生ず
半夏生(はんげしょう)とは烏柄杓(からすびしゃく)という薬草のことで、それが生えはじめるころ。
農家にとっては田植えを終える目安となる日で、農事の節目とされています。
半夏生というドクダミ科の葉っぱが、半分お化粧しているみたいに白くなる頃でもあるそうです。
我が家の一本しかないきゅうりは、今日六本目の実が大きくなりました。
朝見たときはまだいいかなと思っていましたが、午後帰ってきたら、大きくなっていました。
キュウリがすぐに大きくなることは、今年何度も経験しましたが、それでもやはり驚かされます。
今日はお弁当に、紫黒米を混ぜたごはんで、海苔巻を作りました。
変った色合いですが、夕方帰ってきた夫は、「今日の海苔巻面白い色で、ああいうのもいいね」と言っていました。
意外性が、新鮮だったのかもしれません。
こちらは先週土曜日のお弁当です。
最近のコメント