クリチバ市訪問
そのためブラジル伝道本部から、クリチバ市を訪問することを提案されました。
クリチバ市は、ブラジルの中では傑出した都市計画を持ち、1960年代から総合的都市計画の中に持続可能性を盛り込んできたそうです。
その結果、国連環境賞1990年、国際省エネルギー賞1990年、国連ハビタット賞1991年、Tree of Learning賞1992年、国連・子供平和賞1996年、ラテンアメリカ・グリーンシティー2010年、世界10のサスティナブル・シティ2010年など環境関連政策に関わる多数の表彰を受けている町です。
移民が築いた町で、イタリア系、ドイツ系、ポーランド系、ウクライナ系が多く住みます。
クリチバを州都とするパラナ州には、日系移民が15万人住み、日系人の活躍も顕著なところです。
当初は2日間の旅程を組んでいただきましたが、講演会の準備があり、サンパウロからは飛行機で1時間の距離なので、日帰りを検討していただき、朝5時半に出発し、8時過ぎに帰るというやや強行軍を決行しました。
クリチバ市のごみ処分場跡地を再利用した24万5千平方メートルの面積を要する植物園・環境局、環境市民大
学、リサイクリング・プラント、コミュニティー・ガーデンなどを見学しました。
最後に生長の家クリチーバ練成道場を訪問しました。
植物園では、染井吉野は終わっていましたが緋寒桜が綺麗でした。
ユーカリの電信柱を骨組みや柱に使って建てられた環境局、石切り場の跡地に作られた環境市民大学、レタスやキャベツ、ブロッコリーなどがたくさん育っているコミュニティーガーデンなど、楽しく有意
義な見学でした。
圧巻は、クリチーバ練成道場でした。
白鳩会の人が待っていると聞いていたので、20人から30人くらいの人が来てくださっていると思っていましたが、着いてみると人垣ができていて、驚きました。
200人収容の講堂に座りきれない人の数でした。
夫は突然挨拶も求められ、戸惑いましたが、大勢の皆さまの歓迎を大変ありがたく思いました。
老いも若きも、男性も女性も,日系も伯人も来てくださいました。
パラナ州には、傘をさしたようなパラナ松というのがあり、この地方の特徴的な植生の象徴ですが、現在は過去の3パーセントくらいに減ってしまいました。
そのため今積極的に植林活動をしているそうですが、今回クリチーバ練成道場の敷地にも、夫、私、宮裏ラテンアメリカ教化総長の三人がパラナ松の幼木を植林しました。
見上げるようになるには100年くらいかかるそうですが、2・3年で人の背丈くらいにはなるそうです。
このクリチーバ練成道場は、クリチーバ教化支部(日・伯)の皆さんの強い願いから1998年に実現しました。
生長の家の教えで運命の好転した方が、練成道場建設がクリチバの幹部の夢であることを知り、広大な農地を寄付してくださり(84、000平方メートル・約2万数千坪)、自分たちで土地を整備し、募金をして、講堂や宿舎、食堂などを作りました。
伝道本部の援助もありましたが、現在は250人収容の
宿泊施設があり、職員は2名だけで、あとはすべてボランティアで運営がされていて、伝道本部所属ではなく、支部の運営です。
幹部の皆さんは、300人収容できるように、さらに施設を広げ、食堂も新しくしたいと抱負を語っておられました。
植林の後、食堂で白鳩会幹部の皆さん手作りのケーキなどがテーブルいっぱいに並べられ、コーヒーとともにおいしいお茶の時間を持つことができました。
パラナ松の松の実も茹でて出してくださいました。
日本で見る松の実の10倍くらいの大きさで、クリのような味のするおいしいものでした。
情熱と強い意志、ボランティア精神あふれるブラジルの皆さんに接し、勇気と希望をいただきました。
クリチバ教化支部の皆さん、ありがとうございました。





































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