1月15日以来、木曜日になると毎週雪が降ります。
今のところ、昨年のような大雪ではなく、数センチ積もってその後晴天が続き、だいぶ解けたと思うころ、木曜日に雪が降るというパターンです。
先週は雪は夜からでしたが、金曜日が一日雪でした。
大泉でお店をしている人がいて、そこのお店は木曜、金曜が定休日なので、「お休みの日は毎週雪で、困っちゃうよ」
と、ぼやいていました。
私もやはり、雪の朝はどれくらい降るのかと、気をもみます。
あまりたくさん降ると、雪かきをしなくてはならず、さらに車での移動に支障をきたす場合もあるからです。

幸い今年は雪の量がそれほど多くないので、去年ほど雪かきをしなくていいのですが、その代わり気温が低く、道の凍結が頻繁です。
雪が降ると外出を控えようという気になります。
木曜日はたいてい近所の自然食品の店に買い物に行きます。

その店は、火曜と水曜が定休日なので、私が買い物できるのは、木曜日か金曜日だけです。
今朝は牛乳がほとんどなく、豆乳にしました。
田舎なので、牛乳などは毎日入荷せず、あっても数が少ないので売り切れている場合もあります。
木曜日の今日は営業日ですが、雪の中を車を走らせても、牛乳がないかもしれないので、電話をしてみました。
するとやはり明日になるとのことで、買い物は行かないことにしました。
お天気がいいと、色々欲が出て、あそこに行きたいとか、買い物をしたいとか思うのですが、雪は人を家に留めます。
冷蔵庫の野菜もだいぶ少なくなっていたのですが、お昼も家にあるもので作ることにしました。
寒いので、ラーメンがいいという夫のリクエストに応えて、豆乳ラーメンとサトイモの煮物を作りました。
豆乳ラーメンは野菜料理の本で知り、夫に好評ということもあり、よく作ります。
タマネギの薄切りとショウガの千切りを菜種油でよく炒めます。
そこに野菜やキノコを入れて少し炒めます。
今日は、キャベツ、ニンジン、白菜、蒸しホタテを入れました。
二人分で、水カップ3、豆乳カップ1、味噌大さじ2・5、しょうゆ大さじ2・5、みりん大さじ1、酒大さじ1、塩、こしょうで野菜が柔らかくなるまで煮ます。
茹でたほうれん草とみぶなを彩に加えました。
茹でた麺をどんぶりに入れて、スープをかけ、最後にごま油、すりごま、おろしショウガをかけます。
とても簡単で、肉類のだしを使わなくても、豆乳とごま油でコクが出て、おいしいラーメンになります。
あればきのこを入れるといいです。
しんしんと雪が降る中、有り合わせの昼食をいただきながら、かつての人の暮らしについて、夫と話しました。
2月は青物などの新鮮な野菜が少ない時期です。
特に雪などが降る北国は厳しい環境です。
ですから昔の人は、冬を乗り切るために漬物などの保存食を作り、乾物で食事を整えたとのことです。
現代は、流通の発達と温室栽培で、冬でも夏の野菜があります。
売られている恵方巻きに、当たり前にキュウリが入っていました。
私はほうれん草を入れればよいのにと思います。
冷蔵庫の助けもあり、有り合わせのものでも、十分に豊かな昼食を作ることができて、感謝しました。
そんな現代の恵まれた環境を、雪のおかげで、しみじみと思うことができました。
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