高松市に行ってきました
雪の大泉から香川に着くと、木蓮、雪柳、緋寒桜等が美しい花を咲かせ、いかにも春らしい空気が満ちていました。
それでも風は少し冷たかったです。
低気圧が去った後で、お天気は良かったのですが。
今年は春に寒い日が多く、めったに雪の降ることがない高松でも、金曜日にはほんの少し雪が舞ったそうです。
高松市には全国的に有名な、丸亀町商店街というクリスタルドームのアーケード街があります。
地方都市にしては珍しく、シャッター通りではなく、活気に満ちた商店街です。
10年ほど前に再開発され、現在のような賑わいのある通りになったそうで、地元の人の自慢のようでした。
三越やブランドショップが軒を連ね、間にはうどん屋さんや地元の商店もありましたが、洗練された街並みと有名店の多さに、リトル東京という言葉が浮かんでくるほどでした。
高松は、大阪を中心とした関西圏と近く、全国規模で展開している資本が入りやすいのだそうです。
私は、一つ通りを隔てたところにある、老舗の蒲鉾屋さんや、豆やさん、瓦せんべい屋さんなどの昔ながらの店構えや看板に、この街の歴史や文化の奥深さを感じました。
またホテルのすぐそばの、倉庫か事務所のような一画の狭い所に「子供のおかし」というお店が目に入りました。
「卵、小麦粉、乳製品」不使用の、子どものためのクッキーなどを扱っているお店でした。
このようなお店が成り立つ懐の広さも、この街にはあるのでしょう。
講習会の控室には、咲き始めた桜を華やかに活けていただきました。
皆さんの手作り品も手が込んでいて、古い着物で作ったスカーフ、お手玉、コースターや鍋敷き等沢山見せていただきました。
干支をモチーフにした江戸縮緬で作られた羽子板は見事なものでした。
香川教区の皆さま、お世話になりました。
ありがとうございました。
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