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2018年11月

2018年11月11日 (日)

豊橋市に行ってきました

Img_9398jpg 愛知教区、岐阜教区共催の講習会で、豊橋市に行ってきました。
 愛知の講習会は、今までいつも名古屋市がメイン会場でしたが、今回は名古屋市の大きな会場をとることができなくて、豊橋市にメイン会場が設けられました。
 広い会場が確保できなかったこともあり、愛知だけで10会場、岐阜が4会場、合計14会場での開催となりました。
 豊橋は新幹線ひかりで、名古屋から20分くらいのところです。
 豊橋市は全国有数の胡蝶蘭栽培をしているところで、駅の壁際には胡蝶蘭がずっと飾られていました。
 ピンクやブルー、紫の胡蝶蘭もあったので、造花ではと思いましたが生花でした。
 新技術の開発で、いろいろの花が栽培できるようになったそうです。
 豊橋市は愛知県の南端、伊良湖岬に近いところです。
 伊良湖岬から三重県の鳥羽まで伊勢湾フェリーがあり、20年くらい前一度東京から車で伊良湖まで行き、フェリーで伊勢に帰省したことがありました。
 伊良湖岬には、唱歌「椰子の実」の碑があることを、以前、庄野潤三さんの本で読んだことがありました。
 調べてみると、栁田国男が1898年(明治31年)東京帝大2年のとき、1か月伊良湖岬の突端に滞在していた時、海岸に流れ着いた椰子の実を見つけたそうです。
 そして「風の強かった翌朝は黒潮に乗って幾年月の旅の果て、椰子の実が一つ、岬の流れから日本民族の故郷は南洋諸島だと確信した。」との思いを持ったとのことです。
 柳田はこの経験を親友の島崎藤村に話し、藤村はこの話にヒントを得て、椰子の実の漂泊の旅に自分が故郷を離れてさまよう憂いを重ね、歌曲「椰子の実」の詩を詠んだとのことです。



 名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ



 故郷の岸を 離れて 汝はそも 波に幾月



 旧(もと)の木は 生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる



 われもまた 渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ



 実をとりて 胸にあつれば 新なり 流離の憂



 海の日の 沈むを見れば 激(たぎ)り落つ 異郷の涙



 思いやる 八重の汐々(しおじお)いずれの日にか 国に帰らん

Img_9394jpg


久しぶりに口ずさんでみると、しみじみとしたいい歌だと思いました。
講習会の控室には、花の町豊橋の自慢の花、デルフィニュームを飾っていただきました。
昼食のデザートには、とてもかわいい五平餅、地元の果物、栗きんとんを作っていただきました。
ご愛念、感謝申し上げます。
愛知教区、岐阜教区の皆さま、ご活躍いただきありがとうございました。
お世話になりました。


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