柏崎市に行ってきました
新潟越南教区、北越教区共催の講習会で、柏崎市に行ってきました。
数日前から、週末新潟は大雪の予報が出ていたので、天候を案じていました。
実際には、今回初めてメイン会場となった柏崎市は、日本海に面した海辺の町で、雪はほとんど降りませんでした。
もっとも山沿いの地域では、雪が少し積もったようです。
日曜日メイン会場周辺は、雨もほとんどない状態でありがたいことでした。
3か所のサブ会場の内、長岡市と佐渡は、少し積雪があったとのことです。
新潟も今年の秋から冬にかけて暖かく、土曜日が初雪でした。
雪には慣れているはずの北国の人も、初雪には慌てるそうです。
土曜日,初めて訪れた柏崎は前述のように強風が吹いていて、冬の日本海の荒々しさを実感しました。
荒涼として厳しく、寒々としていて、南国の海の景色とは大きく違います。
大波が防波堤に当たって砕ける様は、東山魁夷の唐招提寺壁画、濤声(とうせい)を私に思い起こさせました。
唐招提寺を建立した鑑真和上の生涯に思いを馳せながらのその旅路は、まるで修行僧のようで、私は深く感動しました。
自分にはない厳しさを、東山さんの生き方に見出し、憧憬の感情を抱いたのでした。
私の母方の祖父母は、新潟の塩沢と長岡の出身です。
講習会の控室には、色の取り合わせがきれいなお花、ちりめんでできた干支飾り、どんぐりの小物、クリスマスの飾りなど、よくできた手作りの品々を飾っていただきました。
新潟越南、北越教区の皆さま、お世話になりました。
ご活躍いただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。
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