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2019年4月 8日 (月)

徳島市に行ってきました

Img_1340jpg2 徳島教区、香川教区共催の講習会で、徳島市に行ってきました。
到着した土曜日は、気温が20度を超え暖かい春の日となりました。
Img_1356jpg_1 宿舎近くの徳島中央公園の桜は満開で、多くの花見客が訪れていました。
この公園は、JR徳島駅のすぐ裏の徳島城の城跡に作られています。
町の真ん中にあるにもかかわらず、樹齢何百年もありそうな巨木があり、豊かな自然が味わえます。
Img_1357jpg_1 反対側には、眉の形をした徳島のシンボル・眉山があり、この山も山腹に沢山の桜が咲いているのが見えました。
「四国三郎」の異名を持つ大河吉野川が町中を流れ、川幅は海かと思うほど広く、その河口は海に続きます。
町の中心はビルがひしめき合っていますが、山や川、海などが近くにあり、自然の息吹が身近に感じられるところだと思いました。
Img_1363jpg_1 日曜日の講習会終了後は、飛行機の出発まで時間があったので、徳島県立「阿波十郎兵衛屋敷」を見学しました。
ここは、国指定重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」を毎日上演しており、人形浄瑠璃に使われる阿波木偶(あわでこ)や衣装、資料などの展示室があります。
展示室では阿波人形浄瑠璃について、詳しく説明していただきました。
浄瑠璃の起源は戦国時代ともいわれ、江戸時代に盛んになったそうですが、民間で現存するものはほとんどないそうです。
Img_1365jpg_1 そんな中、徳島では各地に人形浄瑠璃の舞台があり、現在もお正月や祭りの時期に上演され、学校でもクラブ活動としてあり、後継者の育成に努めているとのことでした。
ほとんどすたれていったものが、なぜ徳島にだけ残っているのか、興味深く思いました。
一つには、化学染料が開発されるまでは、藍の産地であった徳島には、藍で豊かな富を得た商人が多くあり、その人々がパトロンとなって人形浄瑠璃を支えたことが要因でもあるとのことでした。
Img_1368jpg_2 講習会の控室には、桜、シャクナゲ、ヤマブキ、シャガなどの季節の花を、自然にあるように木の皮を使って生けていただきました。
海の底を連想させる手作り品、草履なども見せていただきました。
徳島教区、香川教区の皆さま、お世話になりました。
ご活躍いただき、ありがとうございました。

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コメント

谷口純子先生、ご指導有り難うございました。心より感謝申し上げます。
懇談会でご指導頂きましたことを教区に帰りまして、実践していきます。
          香川 坂次 尋宇 拝

投稿: 坂次 尋宇 | 2019年4月12日 (金) 14:16

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