餅つきをしました。
サクランボやスモモなど果物の生産が盛んなところです。
私たちが山梨に引っ越しをしたのは、2013年の秋でした。
翌年の2月11日12日に、南アルプス市の十日市場地区で十日市というのが開催されることを知りました。
当時山梨のことはほとんど知らなかったので、山梨のことを少しでも知りたいと、夫と私は十日市に出かけました。
調べてみると、「十日市で売っていないものは、猫の卵と馬の角ぐらいだ」と言われるほど、多種多様なものが売られるとのことでした。
中でも臼、杵、鉢などの木製品が名物でした。
この市は、天正11年(1583年)徳川家康印判状に記述があることから、戦国時代すでにあった歴史のある市だそうです。
沢山の人出の中、臼や杵などがあり、珍しいと思いました。
夫は年末になると、餅つきをしたいねと言うことがありました。
昨年の12月末には、夫の誕生日とクリスマスを兼ねて、家族全員が集まることになっていました。
私はその時に、今年は家族で餅つきができないかと思いました。
私の考えを夫に話してみると、「それはいいね」と賛成してくれました。
臼と杵は、南アルプス市の隣町の富士川町に女性の臼の作り手がいることを知りました。
連絡を取ってみると在庫が4・5個あるとのことで、富士川町の女性の工房を訪ね、中くらいの大きさの臼を求めました。
杵は大人用と子供用をサービスしてくれました。
誕生祝いをした翌日、前夜から水につけて置いたモチ米を蒸して、いよいよ餅つきです。
もち米の用意から餅つきまで、最初からすべてした経験は家族の誰もありません。
要領を得ないまま、それでも最初の一升はつきあがり、黄な粉や大根おろし、小豆、納豆、フキ味噌などそれぞれが好みのものをつけて、搗きたてのお餅をとても美味しくいただきました。
そのあとさらにもう一升つきました。
最初のは少し硬めだったので、2回目は水を沢山つけてついたのですが、柔らかくなり過ぎたようでした。
餅は上等の出来ではありませんでしたが、餅つきをしたということは大成功で、みんなとても楽しんだようでした。
年末行事になるかもしれません。
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コメント
谷口純子先生
おめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ご家族お揃いで、お健やかにお正月をお過ごしのご様子お喜び申し上げます。
お子様も喜ばれて、笑顔を見ているだけで楽しいですよね。感謝申し上げます。
投稿: 尾関澄子 | 2021年1月 7日 (木) 15:52
餅つきのお話嬉しく楽しく読ませていただきました。
子供の頃私は親戚と一緒に毎年餅つきをし、東京の瑞光寮でも寮の家族皆で男性は餅つき女性は丸める役、終わった後はそれぞれ1品持ち寄りの忘年会と毎年の餅つきと楽しみが有りました。
宮崎県では、小学5年生は1年間にわたってお米(稲作)という授業が有り、伝手田(でんででん)と名前がついた田んぼも有り、田植えと草取り、稲刈りその収穫したもち米で餅つきをするのが1年間の学びでした。年末の餅つきは父母も参加で賑わい、お母さん達は餅つきの経験がほとんど無く、杵でのつき方が可笑しくて、昔餅つき経験者の私の出番が多くなり感心されたのを懐かしく思い出しました。この頃は餅つきを実際に見ることも経験することも無くなり寂しい気がします。
投稿: 山下 峰子 | 2021年1月 7日 (木) 16:06
>山下 峰子さん
>
>餅つきのお話嬉しく楽しく読ませていただきました。
>子供の頃私は親戚と一緒に毎年餅つきをし、東京の瑞光寮でも寮の家族皆で男性は餅つき女性は丸める役、終わった後はそれぞれ1品持ち寄りの忘年会と毎年の餅つきと楽しみが有りました。
>宮崎県では、小学5年生は1年間にわたってお米(稲作)という授業が有り、伝手田(でんででん)と名前がついた田んぼも有り、田植えと草取り、稲刈りその収穫したもち米で餅つきをするのが1年間の学びでした。年末の餅つきは父母も参加で賑わい、お母さん達は餅つきの経験がほとんど無く、杵でのつき方が可笑しくて、昔餅つき経験者の私の出番が多くなり感心されたのを懐かしく思い出しました。この頃は餅つきを実際に見ることも経験することも無くなり寂しい気がします。
>
投稿: Junko餅つきの色々な楽しい思いでお聞かせくださり、ありがとうございました。 | 2021年1月 8日 (金) 15:39
>尾関澄子さん
>
>谷口純子先生
>おめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
>ご家族お揃いで、お健やかにお正月をお過ごしのご様子お喜び申し上げます。
>お子様も喜ばれて、笑顔を見ているだけで楽しいですよね。感謝申し上げます。
投稿: Junko今年もどうぞよろしくお願いいたします。 | 2021年1月 8日 (金) 15:40