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2024年5月31日 (金)

あずき菜」

  あずき菜という山菜があることを、先日知りました。
 Img_3714 森の中のオフィス食堂で、昼食を頂いて帰るとき、食堂の入り口付近に「山菜リレー」と書かれたボードが目に入りました。夫と二人で見ると、蕨やタラの芽など普段よく目にする山菜が並んでいましたが、一つだけ初めての山菜がありました。「あずき菜」というもので、二人で何かと思いましたが、私たちのすぐ横に、食堂のメニューを考え、調理の責任者でもある人がいたので、「あずき菜ってどんなものですか?」と聞きました。
 すると、「オフィスの敷地にもあるので、ご案内します」と言ってくださいました。外に出るとすぐ近くに「あずき菜」はありました。
 茹でてお浸しにしたり、そのまま油で炒めても美味しい山菜とのことでした。
Img_3717  家に帰って、ヤマケイ「山と渓谷社」の山菜・木の実の図鑑で調べてみると、「あずき菜」は「ナンテンハギ」とも呼ばれ、「おひたし、和えもの、天ぷら、炒めもの、汁の実などに適し、くせはなく、マメ科特有の香りとコクで美味しい」と書いてありました。
 この図鑑によると、ヨメナやアザミを始め、どこにでも咲いているハルジオンやタンポポ、カラスノエンドウなども食用になり、食べられる野草の多いことに驚きます。
 昔の人は、青菜が足りないときなど、外に出て気軽に野草を摘んで、夕食の膳に乗せていたのかしらなどと、勝手に想像したりしました。
 いずれにしても、さまざまな野草が少し食卓に上ることで、潤いのあるお膳になり、会話がはずみます。

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