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2024年10月

2024年10月23日 (水)

俳句の勧め

 私は最近俳句を始めました。夫は前から俳句をしていましたが、私は20代の頃には短歌を少しかじったことはありましたが、俳句には縁がありませんでした。
 Dsc_4805 正直なところ、できるものならしてみたいという気持ちはありましたが、難しそうで少し離れて見ていました。
 俳句の特徴として、季語が必須ですが、私は『日本の七十二候を楽しむ』ー「旧暦のある暮らし」白井明大著(東邦出版刊)を参考にして、ブログを書いていたことがあり、季語的なものには親しんできました。
 季節の細やかな変化に寄り添う暮らしは、私の好むところでもあります。夫は私のことを「日本文化の継承者」などと言ったことがあります。季節の行事を大切にするところがあるからかも知れません。そういう意味では俳句という表現手段は、季語と共にあり、自分の心を客観的に見る手立てとしては、優れているものではないかと思い至りました。 
 Img_4749 私たち夫婦の年中行事の一つとして、秋のこの時期には、北杜市高根町の高根総合グラウンドにある銀杏の実、ぎんなん拾いがあります。大木が林立していて、黄葉も見事なものです。銀杏はにおいが強く、水に入れてよく洗い硬い実だけ残すのですが、水を土の上に捨てる時に実も一緒に落ちたようで、3年前の春、実生のイチョウが出てきました。地植えしようと思いつつ、今年も黄葉の時期になってしまいました。
ぎんなんを拾ったときの感想を俳句にしました。
  
  夫(つま)とまた銀杏拾い茶碗蒸し   
  

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